今夏Jリーガーのセルティック行きはあるか “ポステコグルー効果”への期待感

2021-22シーズンからセルティックを率いることとなったポステコグルー監督 photo/Getty Images

夏の補強は新指揮官に任せるべきとの声

今夏、横浜F・マリノスの指揮官を退任し、スコティッシュ・プレミアシップのセルティックへと新天地を求めたアンジェ・ポステコグルー監督。Jリーグクラブの在任期間中にダイレクトで欧州の有名クラブへ引き抜かれた指揮官というのは非常に珍しいパターンだけに、驚いた人も少なくはなかったことだろう。

そんなポステコグルー監督の引き抜きによって、国内では同監督がJリーグから何人かの選手をセルティックに連れていくのではないかとの噂も立っている。現地複数メディアによると、現在は川崎フロンターレのMF田中碧(22)や、教え子である横浜FMのFWオナイウ阿道(25)がその候補に浮上中だという。

この移籍が実現すれば、日本サッカー界にとっては大きなプラスだ。近年のJリーグを熟知する指揮官が、その目で欧州でも通用すると思った選手を連れてくるというのは、今まであまりなかったパターン。「彼こそ、今すぐ欧州トップレベルで活躍してほしいのに……」と多くのJリーグファンが思っていた選手が、若いうちから直接CL常連クラブへと向かうことができる可能性が広がるのは間違いなく大きい。

「まず、クラブは誰がチームに残りたくて、誰が移籍を希望しているのかを整理する必要がある。移籍市場におけるプロセスをきちんと整えなければね。私はアンジェのことも知っている。彼は横浜で素晴らしい仕事をした。私は彼のほかにもクラブのレーダーには多くの候補者がいたことを知っているが、その多くは実現しなかった。だけど、アンジェにとっては素晴らしいチャンスになったね。そして、彼はそのチャンスを最大限活用できる男だと思う。彼は自分の気に入った選手を何人か連れてきたいと思っているはずだ。クラブはそれに全面的に協力してほしいね。それこそが成功を掴むために重要なんだ」(英『talkSPORT』)

そんななか、このようなコメントを残したのは2020-21シーズン途中までセルティックを率いたニール・レノン氏。同氏は今夏の補強をポステコグルー監督の意向に合わせて行うべきだと主張。まずは指揮官のやりたいようにチームづくりをやらせてみてほしいと提案している。

もし、今夏のセルティックがこのレノン氏の言葉通りの補強方針を打ち出すこととなれば、若き日本人選手のスコットランド行きは非常に現実味を帯びてくるだろう。はたして今夏、ポステコグルー体制となったセルティックに飛び込むJリーガーの“第一号”は出てくるか。それが実現するときが今から楽しみだ。

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