F組は三つ巴ではなく四つ巴に 列強に挑むハンガリーの挑戦

ポルトガル相手に大健闘を見せたハンガリー photo/Getty Images

残り2戦どこまで結果を出せるのか

2大会連続でのEURO出場となったハンガリー代表。しかし、チーム期待のMFドミニク・ショボスライを欠いての参戦となる。更に組分けはポルトガル、フランス、ドイツと同じグループのいわゆる死の組に。各紙の予想でも決勝トーナメントへの進出の可能性は低いとされていたが、初戦であるポルトガル戦ではグループステージ突破の可能性を大いに感じさせる戦いぶりを見せた。

結果は0-3の大敗となったが、84分のラファエル・ゲレイロの先制点まで相手を抑え続け、途中出場のFWサボルチ・ショーンの幻のゴールなど、前回大会王者相手に自分たちの力を出し切った一戦となった。

特に[3-5-2]で守る守備は機能しており、スペースのケアや空中戦など良さを出していた。また、サイドでボールを持つことが多かったポルトガルに対し、複数枚で囲む守備を見せ、ベルナルド・シウバを閉じ込めるシーンが散見されていた。

守備から攻撃の切り替えに関しても、前線に大きく蹴り出すのではなく、味方同士で繋いで自分たちの時間を作っており、欧州サッカーのレベルの高さが感じられた。

前線のターゲットマンであるサライ・アダムとロランド・サライはポストプレイやカウンターでのスピードとFWに必要なものは持っており、いつ点が入ってもおかしくない状況を作り出していた。

終盤には守備陣が崩れ、3失点となったが、今の状態をキープすれば残りのフランス、ドイツに対しても面白い試合が展開できるはずだ。

今回は決勝トーナメントには3位までが進めることになっており、ハンガリーは滑り込めるのか。今後の試合に注目だ。

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