大一番で抜擢のスターリングだが…… ペップはどこまで彼を使い続けるのか

左ウイングでの起用となったスターリング photo/Getty Images

初のCL制覇とはならなかった

クラブ史上初のCLファイナルへの挑戦となったマンチェスター・シティ。今季3冠目を積み上げるためにもどうしても勝利を掴みたかったが、前半でのカイ・ハフェルツの失点が重くのしかかり、初のビッグイヤー獲得はお預けとなってしまった。

そんな重要な一戦のスタメンに抜擢されたのが、イングランド代表FWのラヒーム・スターリングだ。ここのところ主戦場である左ウイングはフィル・フォーデンに譲っていたこともあり、決勝ではベンチスタートを予想する声もあったが、先発での出場となった。

立ち上がりは良かった。8分にエデルソン・モラレスからのロングフィードに抜け出し、ペナルティエリア内に進入。ゴールこそ奪えなかったものの、自身の強みであるスピードを武器に相手の脅威となっていた。その2分後にもドリブルでペナルティエリア内に入ってクロスを供給するなど左サイドから攻撃を活性化させており、噛み合えば得点もありうるシーンを連発している。

しかし、ここから崩れ始める。左サイドでボールを持つも対峙するリース・ジェイムズのタイトな守備に苦戦。前を向くことができず、パスをリターンするもそこを狙われ、カウンターを受ける場面が散見されていた。何度もジェイムズにドリブルで挑むも跳ね返されており、左サイドは機能していなかったと言える。

77分にはセルヒオ・アグエロとの交代でベンチに下がったスターリングだが、この試合のパフォーマンスは褒められたものではないだろう。カウンターでは強みを見せていたが、押し込んだ際の選択肢が少なくジェイムズに完封されている。マンチェスター・ユナイテッド戦でもアーロン・ワン・ビサカにも同じような状況を作られており、対人守備に定評のある選手と当たる際は今後、起用法を変える必要があるのかも知れない。

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