このままではスペインの才能が伸び悩んでしまう マンCFWに求められるのはオフザボールの質

難しいプレミア初挑戦となっているトーレス photo/Getty Images

プレミア1年目のフェラン・トーレス

昨季の守備陣の不安定さを考慮し、センターバックの実力者を二人迎え入れたマンチェスター・シティ。ルベン・ディアスはすぐにチームにフィットし、ディフェンスリーダーとして守備陣をまとめている。ネイサン・アケも怪我で出遅れてしまったっが、ディアスに負けず劣らずの素晴らしいプレイを披露している。しかし、バレンシアからやってきたフェラン・トーレスは殻を破るのに少し時間がかかっているようだ。

バレンシア一筋で生まれ育ったトーレスは2020年にマンCに加入。スペイン代表では定位置を確保しており、先日行われたワールドカップの欧州予選ではゴールを決める活躍をしている。

また、年齢は21歳と若くプレミアで将来を期待されている選手の一人だ。本職は右サイドでのウインガーとなっているが、マンCでは左ウイングやセンターフォワード、インサイドハーフと多くのポジションを任されている。シーズン当初はゴールを決めるなど素早くチームにフィットしたかと思われたが、最近は控えに回ることが多く先発で出た試合でもインパクトを残すことが出来ていない。

直近ではCLの影響もあり、リーグ戦での先発が増えているトーレス。8日に行われたチェルシー戦ではインサイドハーフでの起用となった。慣れないポジションでの起用ということもあり、あまりボールに絡むことが出来なかった。データサイト『WhoScored.com』によれば後半71分にベンチに下がったフェランだが、タッチ数が27回と非常に少ない。同じくインサイドハーフを務めたラヒーム・スターリングはフル出場したとはいえ、63回と倍以上の数字を記録している。

タッチ数が少なければ悪というわけではないが、インサイドハーフというポジション上、後方と前線を繋ぐリンクマン的な役割があるため、ここの選手がこの数字では中央からの突破は厳しくなるだろう。

それでもボールを持った際は違いを生み出す場面が多く、自身の才能は確かなようだがオフザボール時の改善は必須だろう。今回も起用も監督からのメッセージのようにも思える。来季はチーム2年目と勝負の年になるトーレスだが、どこまで成長するのか注目したい。

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