再確認したティアニーの必要性 来季のサイドバック獲得は急務か

ビジャレアル戦で復帰を果たしたティアニー photo/Getty Images

ヨーロッパリーグ敗退となったアーセナル

ここまでリーグ戦が9位と苦しいアーセナル。リーグ戦も残り4試合と来季のヨーロッパリーグ圏内は厳しそうだ。6日に行われたビジャレアルとのEL準決勝も黒星となってしまい、ミケル・アルテタ体制の今後も気になるところだが、久しぶりの復帰戦となったキーラン・ティアニーは安定感のあるプレイを見せてくれた。

本来であればこの日の左サイドバックのスタメンはグラニト・ジャカであったが、ウォームアップ中に負傷してしまい、急遽先発での起用となったティアニー。

緊急起用であるジャカとは違い、左サイドで上下運動を繰り返すオーソドックスなサイドバックであるティアニーは左サイドを活性化させていた。1stレグで見られたニコラ・ペペが左サイドで孤立する場面が少なかったことからも、ティアニーの復帰が与える影響の大きさは見て取れた。

また、相手のサムエル・チュクウェゼやジェレミ・ピノといった選手たちと対峙したティアニーだが、左サイドを突破されることなく守り抜いていた。攻守に渡るこの貢献度は非常に素晴らしい。

一つ注文を付けるとすればクロスの精度か。この試合で何度かクロスを送っていたが、離脱前のような良いボールではなかった。ラウール・アウビオルやパウ・トーレスといった相手に空中戦を強みとする選手がいたのもあったが、跳ね返されているシーンが散見されている。この試合無得点に終わっただけに、改善が必要となりそうだ。

0-0のスコアレスドローで終わったこの試合だが、ティアニーの存在の大きさが再確認できる試合であった。しかし、負傷の多さがネックの同選手。コンディションを管理し万全のパフォーマンスを発揮させるという意味でも、来季は本職SBの控えを確保することが重要だ。

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