PK献上も大勝に貢献のフランス代表MF 激しい寄せを苦にしない高すぎるキープ力

復帰後、高いパフォーマンスを維持しているポグバ photo/Getty Images

復帰後から高いパフォーマンスを披露している

2016-17シーズン以来のヨーロッパリーグ制覇に向けて、マンチェスター・ユナイテッドは29日、ホームにローマを迎える一戦を行った。今季のマンUはリーグ戦で2位と悪くはない数字だが、首位を走るマンチェスター・シティとは10ポイント差とリーグ制覇が難しい状況となっている。国内でのカップ戦は既に敗退しており、タイトル確保のためにもヨーロッパリーグは必ず取りたいところ。そんな負けられない試合で輝きを放ったのはポール・ポグバだ。

今季は負傷の影響もあり離脱を余儀なくされていたが、ヨーロッパリーグ・ベスト16のACミラン戦で復帰を果たす。すると、試合を決めるゴールを記録し鮮烈な復帰戦となった。

その後もリーグ戦でも攻撃でチームに貢献しており、欠かせない存在となっている。その中でも、本職としていた中盤での起用ではなく、一つ前にポジションを変えたトップ下やサイドハーフとして自身の価値を証明しており、プレイの幅が広い選手となった。

ローマ戦でも左サイドハーフとしてピッチに立ったポグバは攻撃で躍動。自身の高いキープ力を武器に敵陣で起点となり、好機を連続して演出していた。前半8分には素早いターンでDFをかわして相手の早いカバーにも屈せずにパスを供給。その流れからブルーノ・フェルナンデスが先制点を決めており、ポグバのおぜん立てが際立ったシーンであった。

その後はPKを献上してしまうなど苦しい場面もあったが、切り替えて攻撃を活性化させていた。後半にはセットプレイからのダメ押し弾となる5点目を決めて勝利を決定づけた。

このように攻撃に大きく貢献したポグバ。自身2回目となるヨーロッパリーグ制覇に向けて2ndレグでも確実に勝利を掴んで欲しい。

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