“16試合9勝”の新要塞 好調ウェストハムの強さはホームにあり

レスターにもホームで勝利した photo/Getty Images

今季5位と躍進する

ウェストハムは今季のプレミアリーグで予想外の快進撃を見せている。現在は32試合を戦い16勝7分9敗の5位と、UEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得できるかもしれない位置まで来ている。昨季は16位と勝ち点5差で降格を免れたウェストハム。その強さはどこにあるのか。

今季は開幕から2連敗を喫するも、ウォルバーハンプトン戦で4-0と今季初勝利を手にする。すると開幕10試合で5勝2分3敗とスタートダッシュに成功。リンガードが加入した2月以降はさらに勝利を重ね、積み上げた勝ち点は55と、すでに昨年の勝ち点より16増加している。

そんなウェストハムだが、本拠地のロンドン・スタジアムが要塞と化している。今季はホームゲームで16試合中9勝を挙げ、引き分けを含む勝ち点の合計は「31」。勝ち点の半分以上は、ホームゲームで獲得している。さらにホームで、38ポイントを獲得するマンチェスター・シティに次ぎ、ホームゲームでの勝ち点ランキングでは2位とプレミアでも屈指の本拠地での強さを誇っている。

現在は新型コロナウイルスの関係で無観客試合が続くプレミアリーグ。有観客になった時まで、このホームの強さを維持することができるだろうか。ウェストハムのホームゲームは残り3試合。チェルシーやエヴァートンなど強敵揃いだが、勝利することができれば、CL出場にも近づくことができるだろう。

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