フォデンがブレイクの裏で…… 直近14試合で1得点と結果の残せないFWの来季やいかに

リーズ戦に出場も得点は奪えずチームは敗戦 photo/Getty Images

今季9得点を決めるも

今シーズンのプレミアリーグでブレイクした若手の1人として挙げられるのがマンチェスター・シティのフィル・フォデンだ。昨季のリヴァプール戦で1ゴール1アシストと勝利に導き、才能の片りんを見せつける。すると今季、24試合6得点と活躍。レギュラーの座をつかんでいる。

その裏でなかなか調子が上がらないのが、ラヒーム・スターリングだ。ここまで27試合出場9得点とまずまずの成績を挙げている。しかし、本来の期待値からすると、この結果ではチームも本人も満足はしていないだろう。

現にスターリングが昨季プレミアで挙げた得点は「20」。2018-19は「17」、2017-18シーズンは「18」と過去3年で15得点以上を記録。今季も残り6試合で6得点を挙げれば達成はできるが、マンCでは第25節のアーセナル戦以来得点を取れていない。UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝のドルトムント戦での2試合はスタメンから外れており、昨季までの勢いが現在のスターリングには見られないというのが現状だ。
その影響にフォデンの活躍は間違いなくあるだろう。不振とまではいかないものの、期待された結果が残せていないスターリングよりも、チームをCLベスト4に導く活躍を見せた成長著しい若手をメンバーに選ぶというのもおかしくはない。

では来季のスターリングは、どうなるのだろうか。ベンチを温めているスターリングに対してレアル・マドリードが再び関心を示しており、状況を見ているようだ。レアルへの移籍も可能性としてはあるだろう。

スターリングは英紙『Daily Mail』でのインタビューで「私にとって今季は個人的にとても"奇妙なシーズン"だった」と語り「フィールドから離れることには満足していないよ」と明かしている。

試合には出場しているものの、得点という結果が残せていないスターリング。もしこのまま結果を残せず、試合に出場できない場合は、マンCを離れるという選択もあり得るだろう。終盤戦にどのようなパフォーマンスを見せるのか。注目して見ていきたい。

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