リシャルリソンはスランプなのか エヴァートン浮上に欠かせないブラジル代表FWの覚醒

リシャルリソンの得点増に期待がかかる photo/Getty Images

決定力に問題を抱えてしまっている

今季ここまで8位と悪くない順位に付けているエヴァートン。勝ち点は47ポイントと4位のウェストハム・ユナイテッドとは5ポイント差となっており、残りの試合数を考えればチャンピオンズリーグ圏内も現実味のある目標と言える。

しかし、ジョーダン・ピックフォードやアラン、アブドゥライェ・ドゥクレといった主力となる選手が離脱しており、厳しい台所事情となっている。更に直近4試合で白星がなく、5日に行われたクリスタル・パレス戦では終盤に同点弾を決められてしまい、勝ち点を落としてしまった。

ここで気になるのは得点の少なさだ。ここまでのゴール数は41点となっており、上から数えると10番目の数字となっている。チーム得点王のドミニク・カルバート・ルーウィンはここまで14ゴールと申し分ない成績を残しているが、これに続くのがハメス・ロドリゲスの6ゴールとエース以外の得点が少し寂しい現状となっている。

ここでチーム得点王に次ぐゴールゲッターとして期待したいのがリシャルリソンだ。2018年に当時プレミアリーグでしのぎを削っていたワトフォードから加入したブラジル代表ストライカーは、初年度から13ゴールと期待に応えており、続く昨季も同じく13ゴールと得点源として活躍していた。
 
しかし、今季はここまで6ゴールと不甲斐ない成績となっており、一種のスランプに陥っているように見えるのが気になるところだ。ここまでスタメンとして25試合に出場しており、指揮官からの信頼を失っているわけではないが、決定力に問題を抱えてしまっている同選手。『WhoScored.com』によれば引き分けとなったクリスタル・パレス戦でもチーム最多となる6本のシュートを放っており、そのうち3本は枠内シュートと悪くない数字なのだが、肝心のゴールがゼロとなっている。試合終盤には決められない悔しさから感情をあらわにするシーンが見られるだけに、このスランプから一刻も早く抜け出して欲しい。

それでも守備への貢献度は凄まじく、データサイト『FBref』によればこの日のプレスの回数は22回となっている。ネガティブトランジションへの切り替えが早いエヴァートンだが、このような選手の存在は大きいはずだ。

今までの活躍からも今後の起用が予想されるリシャルリソン。彼の爆発がエヴァートン浮上のカギとなる。

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