悪循環から抜け出せない徳島 やはり監督不在が痛手か

監督が合流できないという異例の事態のもと戦う徳島(写真はイメージ) photo/Getty Images

J2王者が大苦戦

2014年以来となるJ1の舞台での戦いとなっている徳島ヴォルティスだが、今季は難しいスタートとなっている。J2時代をともにしたリカルド・ロドリゲス監督は浦和に引き抜かれ、新監督にダニエル・ポヤトス氏を指名するも、新型コロナウイルスの影響もあり、5節時点で未だに入国できていない。更にチームの中心を担う西谷和樹や渡井理己、石井秀典、田向泰輝を欠いており、苦しい台所事情となっている。前節の福岡戦は先制するも、福岡の攻撃陣を止められず、逆転負けを喫している。

17日に行われた横浜F・マリノス戦では相手の早いプレスに対応できず、自陣でのミスから前田大然にボールを奪われてしまい、失点を喫してしまう。それでも、キャプテンマークを巻く岩尾憲を中心に落ち着いたパス回しを披露するが、岩尾へのパスコースを制限されてしまい、ゴールまでたどり着けない。

岩尾以外からの配給手段は今後の課題になりそうだ。後半には状況打開のため、前線に垣田雄暉を投入。この采配が功を奏し、垣田は前線のターゲットマンとして、徳島の攻撃を活性化させた。中央での仕事はもちろん、サイドに流れてのプレイもこなすこのFWに得点の期待が高まった。その後、何度も好機を作り出すも、決めきれずに試合終了。チームは3連敗となってしまった。

結果は負けとなってしまったが、悲観する内容ではなかったように思える。組み立ての部分で若干たどたどしい部分が見られたが、随所で良いプレイが見られた。監督がいない中でもJ2を制覇したチーム力は健在。今後は監督の来日や主力の復帰などポジティブなニュースが多く、これからの巻き返しに期待できそうだ。

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