セリエAで暴れる4人の“元マンU組” 新天地で能力開花する実力者たち

インテルで活躍するA・サンチェス photo/Getty Images

怪物へ化けた者も

マンチェスター・ユナイテッドでは真価を発揮できなかった者が、イタリア・セリエAで暴れている。

まずは何と言ってもインテルFWロメル・ルカクだ。2019年の夏にマンUからインテルへ移籍したルカクは、今季ここまでセリエAで18得点を記録。ユヴェントスのクリスティアーノ・ロナウドと得点王争いを繰り広げており、現セリエA最強クラスのストライカーになっている。

マンUではウイングの位置で起用されることもあり、怪物になり切れていないところがあった。燻っていた才能がインテルで完全開花した印象で、セリエA挑戦は大成功だった。

同じマンUからインテルへ向かった者では、FWアレクシス・サンチェスもヒットと言っていい。ルカク、ラウタロ・マルティネスをサポートする3番手FWとして信頼を掴んでおり、スクデットへ欠かせない存在だ。

マンUでは2018-19シーズンにリーグ戦1点しか奪えない屈辱を味わったが、今季はここまで5得点4アシストを記録。主役にはなり切れていないものの、インテルにとって重要なプレイヤーであることに変わりはない。

ローマで調子を取り戻すムヒタリアン photo/Getty Images

セリエAへのチャレンジで本来の姿を取り戻す

ローマで活躍するMFヘンリク・ムヒタリアンも、マンUでは目立った成績を残せなかった選手だ。

サンチェスと同じくアーセナルでもプレイしたが、プレミアリーグの環境に合わなかったところがある。それが2019年冬に移籍したローマでは別人のように躍動している。

ローマでは昨季に続き、リーグ戦の得点数が9点にまで伸びた。さらに今季はアシスト数も8本まで伸びており、ムヒタリアンはローマの主役だ。カウンターアタックもフィットし、ドルトムントでプレイしていた時の姿が戻ってきた印象がある。

今季は怪我で何度か離脱しているが、マンUからローマへ移籍したDFクリス・スモーリングもセリエAで評価を伸ばしている。プレミアでも圧巻だった高さとパワーはセリエAでも脅威となっており、セットプレイでもその高さは活きている。ローマでのパフォーマンスを継続してくれるなら、マンUでも戦力になり得ると悔やんだサポーターもいるだろう。

プレミアからセリエAへ向かった彼らの判断は正しく、キャリアの新たな扉を開くことに成功した。昨季からセリエAでは元プレミア組が目立っており、タイトルレースを盛り上げる貴重な存在となっている。

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