今度はイカルディが被害者に 欧州でまたもサッカー選手が空き巣被害

空き巣の被害者となったPSGのイカルディ photo/Getty Images

被害総額は推定5000万円

またも、欧州でサッカー選手を標的とした空き巣が発生したようだ。近年、選手が留守の間を狙って、強盗が無人の家屋や車に侵入し金品を奪っていくという悲しい事件が続出しているサッカー界。直近では昨年12月、チェルシーDFリース・ジェイムズがチャリティーイベントに参加中、車からその日子どもたちに渡す予定だったプレゼントを盗まれるという被害も発生している。

そんな災難が、今度はパリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの身にも降りかかることとなってしまった。仏『L’Equipe』によると、事件が発生したのは現地時間1月30日。パリ郊外にある同選手の自宅に空き巣が侵入し、宝石や高級腕時計など推定40万ユーロ(約5000万円)相当の金品を盗んでいったという。

翌31日に開催された敵地・ロリアン戦の遠征に帯同していたイカルディ。加えて、ワンダ・ナラ夫人や子どもたちも、外出により自宅を留守にしていたとのこと。事件が発覚したのは31日の朝で、イカルディ邸に務めるスタッフが物品の盗難に気づき当局に通報したという。
PSGの選手としては、過去にDFチアゴ・シウバ(現チェルシー)やFWエリック・マキシム・チュポ・モティング(現バイエルン・ミュンヘン)、DFダニエウ・アウベス(現サンパウロ)といった選手たちが似たような空き巣被害に遭っている。数多くのセレブが住んでいるパリという土地柄もあるのだろうか。特に自宅を留守にしている時間がほぼ公開情報となっているサッカー選手は、空き巣にとって格好の標的となってしまっているのかもしれない。

サッカー界で多発する選手の留守を狙った空き巣事件。一刻も早く各事件の犯人が見つかり、持ち出された金品が持ち主のもとへ戻ることを願うばかりだ。

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