ブンデスで暴れる“復活のスピードスター” 23歳に再び寄せられる覚醒の期待

今季レヴァークーゼンで好調をキープするベイリー photo/Getty Images

レヴァークーゼンを支える攻撃陣の要

今夏移籍市場にて、MFカイ・ハフェルツやFWケビン・フォラントといった実力者を失ったレヴァークーゼン。しかし、そんな他クラブの引き抜きなどものともせず、2020-21シーズンの彼らはブンデスリーガで快進撃を披露している。現地時間29日に行われたヘルタ・ベルリン戦にこそ引き分けてしまったものの、ここまで無敗をキープし4位という成績は称賛に値するものと言えるだろう。

その“好調・レヴァークーゼン”を引っ張る存在となっているのが、ジャマイカ代表FWレオン・ベイリーだ。右ウイングを主戦場とする同選手は、今季ここまで公式戦12試合に出場して5ゴール4アシストをマーク。持ち前のスピードを存分に活かして、チームの攻撃にアクセントを加えている。

そんなベイリーといえば、2017-18シーズンに公式戦12ゴール6アシストを記録してブレイクした選手。しかし、それ以降の2シーズンは怪我に悩まされたこともあって、成績はなかなか思うようには伸びてこなかった(2018-19シーズン:39試合5G5A、2019-20シーズン:33試合7G3A)。随所で活躍はしているのだが、才能の大きさから考えればこの成績は物足りない。そんなことを思っていた人も少なくはないだろう。

では、なぜそこからベイリーは再び覚醒の予感を漂わせるまでのレベルに戻ってくることができたのだろうか。独『Bild am Sonntag』のインタビューにて、同選手はその理由を次のように語る。

「昨季までは怪我に苦しんだこともあって、なかなかリズムにことができなかったんだ。きっと、焦って結果を求めすぎたんだろうね。でも今は怪我をしないように様々なことに取り組んでいるよ。子どもが生まれたことも、今の僕を突き動かしている大きな原動力さ」

「今のレヴァークーゼンは勝利に飢えた集団となっている。全員がクオリティを上げることに必死なんだ。ハングリー精神旺盛で、それも僕が今季いろいろなことに一生懸命な理由のひとつとなっている。この調子で行けば限界はないように思うよ。自分にできることは全てやりたい。そういった気持ちが重なって、今季の好調が生まれているんだと思う」

自身を取り巻く環境の変化がパフォーマンスに良い影響を与えているとベイリー。ここ数年少し足踏みをしていた若きレフティーだが、今季の彼はこれまでと一味違う姿を見せることとなるか。“スプリンター大国”ジャマイカが産んだスピードスターは、2020-21シーズンに本格ブレイクを目指す。

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