負傷しても朝10時にジム入り “39歳の怪物”の凄さはピッチ外の努力にあり

ミランのイブラヒモビッチ photo/Getty Images

すでに視線は復帰後へ

セリエA開幕から6試合で10得点も記録するなど、ミランFWズラタン・イブラヒモビッチは39歳の今も圧倒的な存在感を放っている。そのパフォーマンスは若手にとっても最高の手本になっているに違いない。

しかし、イブラヒモビッチの凄いところはピッチ内だけではない。ピッチ外でも努力を惜しまないことが好調を維持できている理由なのだ。

イブラヒモビッチは2得点を挙げた先日のナポリ戦で筋肉に故障を抱えてしまい、約2〜3週間ほど離脱すると見られている。39歳という年齢を考えると復帰を焦らずにじっくりと治療してもいいところだが、何とイブラヒモビッチはすでにジムへ顔を出しているというのだ。
伊『MIlannews.it』によると、イブラヒモビッチは火曜日の午前10時にジム入り。そこからジムでリハビリに励み、午後3時にジムを後にしたという。1日でも早く復帰すべく、イブラヒモビッチはすでに動き出しているのだ。

「39歳になっても彼の野心とプロフェッショナル意識は全員を驚かせ続ける」と称賛されているが、こうした姿勢がチームメイトから信頼される理由なのだろう。ピッチ内では圧倒的な存在感を放ち、裏ではきっちりと努力する。この姿勢に若手が惚れるのは当然か。

イブラヒモビッチはより強くなって戻ってくるだろう。それまでチームはイブラ抜きで戦わなければならないが、イブラヒモビッチがリハビリに励む姿はチームメイトにとって勇気になるはず。そしてイブラヒモビッチが戻れば再び首位固めへの戦いだ。

復帰後の状態にも左右されるが、ここまでのペースならイブラヒモビッチはセリエA得点王も狙えるだろう。39歳のストライカーは今も闘志を燃やし続けており、すでに復帰後のパフォーマンスについてイメージを膨らませているはずだ。

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