ドイツ代表に新たな風を 22歳の右SBがマンシャフトで暴れだす

ドイツ代表でに初招集を受けたバク photo/Getty Images

A代表の緊急事態受け追加招集

11月の代表ウィーク、ドイツ代表で新たなスターが誕生することとなるのだろうか。新型コロナウイルスや負傷の影響で離脱者が続出している同代表だが、そんな状況で追加招集を受けた22歳に注目が集まっている。

その22歳とはヴォルフスブルクに所属するDFリドル・バクだ。今回の代表ウィークにて、初めはU-21ドイツ代表に招集を受けていた同選手。しかし、バイエルン・ミュンヘンのジョシュア・キミッヒやRBライプツィヒのマルツェル・ハルステンベルク、パリ・サンジェルマンのティロ・ケーラーといった右サイドバックでプレイ可能な選手が相次いで負傷したことにより、バクはA代表に繰り上げで初選出されることとなった。

思わぬ形で22歳に突如舞い込んだチャンス。ライバル不在という状況は、バクにとってまたとないアピールの機会となるだろう。緊急事態を受けての選出となったが、選んだからにはヨアヒム・レーヴ監督も大きな期待をかけているはず。しかし、誰よりもバクのドイツ代表における活躍を期待しているのは、所属するヴォルフスブルクの人々か。同クラブのマネージャーを務めるヨルク・シュマトケ氏は、ドイツ代表デビューが近づく22歳の若者について独『SPORT BUZZER』へ次のように語っている。

「リドルがA代表の空気を肌で感じてくるのはとても良いことだ。今季、我々は彼のパフォーマンスに満足しているから、いつかそのときがくるとは思っていたけどね。リドルはテクニカルでスピードもあって、ゲームの状況を素早く理解できる選手だ。サイドバック以外でプレイ可能な点も素晴らしいね。多くの場面でレーヴの助けになると思うよ。でも、まだ完成された選手ではない。学ぶべきことがまだたくさんある。だけど、リドルを完成形へと近づけるために、代表での経験は大きな役割を果たすと思うね。活躍を願っている」

今季開幕後にマインツからヴォルフスブルクに活躍の場を移し、早々に新天地で右SBの定位置を獲得したバク。攻守両面でチームに貢献できるSBで、リーグ戦第4節のボルシアMG戦ではブンデス屈指のアタッカーであるフランス代表FWマルクス・テュラムと対峙しながらも互角に渡り合い、攻撃面でも巧みなアウトサイドパスで1アシストを記録している。以降は4試合連続でフル出場を果たし、今ではヴォルフスブルクに欠かせない存在に。すでにポテンシャルの高さは証明していると言っていい。

追加招集ながら、周囲からの期待値はかなり高い22歳のドイツ代表DF。数度の活躍で強力なライバルたちを出し抜くことは難しいだろうが、地道に結果を積み重ねれば必ず道は見えてくるはず。はたして、バクはその一歩目をどのように踏み出すのだろうか。いずれはマンシャフトの中心を担う選手へと成長していきたいところだ。

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