ローマの守備に安定感をもたらす経験豊富なリーダー 指揮官が語る存在の大きさ

ローマで必要不可欠な選手となっているスモーリング photo/Getty Images

「クリスは我々にとって重要だ」

ASローマの指揮官を務めるパウロ・フォンセカ監督が、今夏に完全移籍を果たした元イングランド代表DFクリス・スモーリングを絶賛している。

1日に行われたセリエA第6節で、フィオレンティーナをホームへ迎え入れたローマ。12分にロングボールから相手の裏へ抜け出したレオナルド・スピナッツォーラが先制ゴールを決めると、70分にペドロが勝利を手繰り寄せる追加点をあげた。守っては、立ち上がりに何度か危ないシーンが見受けられたが、その後はボールこそ相手に持たれるものの、終始堅守を披露。2-0で勝利を収め、開幕戦以降リーグ戦5試合負けなし(開幕戦は規定違反により0-3の敗戦に)となったローマは、勝ち点を「11」まで伸ばし、順位を7位まで押し上げている。

今季ここまで、実質的には負けていないローマだが、直近の数試合は失点が少々目立っていた。しかし、怪我で出遅れていたスモーリングが前試合で復帰を果たすと(ヨーロッパリーグのCSKAソフィア戦で57分間プレイ)、この日のフィオレンティーナ戦では今季初のフル出場し、公式戦2試合連続の完封に貢献した。まもなく31歳の誕生日を迎えるこのベテランDFは3バックの中央に入り、対人の強さや的確なカバーリングなどで、ローマの守備に安定感をもたらして見せたのだ。カウンターが主体の同クラブにとって、これほど頼りになる男はいないだろう。

伊『sky sport』のインタビューに応じたフォンセカ監督も「これ(連続完封)は偶然ではない。私は常に『クリスは我々にとって重要だ』と言ってきた。我々の守備陣には3人の若手選手がいる。だから、クリスのような経験豊富なリーダーがいることが大事。抱える人材は非常に重要だからね」と明かしている。

昨季レンタル移籍でローマへ加入し、結果を残したスモーリング。一時はローマへの完全移籍が破談に終わったといった噂もあったが、同クラブが粘り強い交渉の末に獲得にこぎつけたのは、正解だったかもしれない。セリエAで輝きを取り戻した同選手の活躍に、今後も目が離せそうにない。

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