マンUにいた36.85km/hの17歳 “チーム最速”とも思われた若武者の挑戦

マンUでプレイしていたソトナ photo/Getty Images

今夏にフランスへ

現在のマンチェスター・ユナイテッドにはマーカス・ラッシュフォード、ダニエル・ジェイムズなどスピード自慢のプレイヤーが前線に揃っており、昨季もカウンターアタックのスピードが驚異的と話題になった。

しかし、実は下のカテゴリーに彼らより速いのではないかと噂される人物がいたのだ。17歳のFWデジ・ソトナという選手だ。

北アイルランドのU-16チームでのプレイ経験もあるソトナは、ウイングを主戦場とするスピード自慢のアタッカーだ。昨季もU-18のカテゴリーでは16戦4ゴール2アシストの成績を残しており、スピードだけならばトップチームでも通用する水準にあるのだろう。
英『The Athletic』によれば、ソトナが昨年9月にトレーニングのテストで記録したスピードは驚異の36.85km/hだ。これだけでチーム最速と決めるのは難しいだろうが、ラッシュフォードやジェイムズにも負けぬスピードスターなのは間違いない。

しかし、今のマンUで出番を確保するのは簡単ではない。今夏にソトナはマンUを離れ、フランスのニースへ移籍する決断を下した。

英『Daily Mirror』は「ユナイテッド最速のプレイヤーがクラブを去った」と取り上げているが、そのスピードがフランスで開花することになるのか。昨年のスピードを聞いてソトナの数年後に期待をかけていたサポーターもいただろうが、マンUが生んだ爆速アタッカーは場所を変えてブレイクを目指すことになる。

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