ドルトムントにレヴァンドフスキが来た時とは違う
現在バイエルンで活躍するFWロベルト・レヴァンドフスキは、ドルトムントで大きく成長したストライカーだ。
ドルトムントにやってきた当初は無名に近い存在で、ドルトムントのタレント発掘力は凄いと話題を呼んだものだ。
その後レヴァンドフスキはルーカス・バリオスからポジションを奪い、ワールドクラスのストライカーとの評価を確立することになった。
それに比べ、今ドルトムントでプレイする20歳のFWアーリング・ハーランドの立場はどうだろうか。
ハーランドの場合はザルツブルク時代から有名な存在で、すでに今後のビッグクラブ行きの話題も出ている。無名だったレヴァンドフスキとは違い、最初からスーパーエース候補としてドルトムントにやってきたのだ。
ハーランドにかかるプレッシャーは相当なものがあるだろう。英『Daily Mail』によればドルトムントで長く活躍したセバスティアン・ケールもレヴァンドフスキとは状況が違うと語っている。
「レヴィは素晴らしい才能を持った選手として加入したが、ハーランドはすでに非常に高いレベルでやってきた。レヴァンドフスキの頃とは異なる評判があるんだ。我々は彼のような選手を待っていた。だからこそ期待は最初から非常に高い」
ハーランドは今季のブンデスリーガ得点王候補の1人とまで考えられており、20歳の時点で扱いはスーパースターだ。
本人にしか分からない特大のプレッシャーがあるはずで、それに上手く対応していく必要がある。
そしていつの日かドルトムント以上のビッグクラブへ。2、3年もしないうちにメガクラブがハーランド獲りへ本腰を入れるだろうが、その時ハーランドはワールドクラスストライカーとの評価を確立できているだろうか。