2019-20シーズン、ドルトムントでは爆速サイドバックのアクラフ・ハキミが大ブレイクを果たした。その圧倒的なスピードは敵の脅威となり、一気にワールドクラスのサイドバックへ名乗りを上げることとなった。
しかし、ハキミはレアル・マドリードからレンタルで加わっていた選手だ。ドルトムントはハキミの後釜を探す必要があり、最終的に選んだのはパリ・サンジェルマンでプレイしていた長身DFトマ・ムニエだった。
ムニエも優秀な大型サイドバックだが、ハキミの穴埋めミッションはプレッシャーも大きいだろう。ハキミはアシストも量産していたため、ムニエがそれと同じ働きをするのは非常に難しい。
しかし、ムニエがドルトムントで成功できると太鼓判を押す者もいる。ベルギーのクラブ・ブルージュ時代に共闘した経験を持つ元ベルギー代表MFティミー・シモンスだ。
シモンスはムニエの能力をかなり高く評価しているようで、ドルトムント公式によれば190cmのサイズを誇る大型サイドバック・ムニエのことをマシーンと表現している。
「ムニエにはブンデスリーガで輝くために必要な全てが備わっている。ピッチを上下動する豊富なスタミナ、高い身体能力、状況判断力、誰も彼を抜けない。それに彼は滅多に怪我をしない。ドイツのファンは最後までファイトする選手を愛するが、ムニエも諦めることがない。私がドイツのクラブにいたなら、ムニエを獲得するだろうね」
ハキミとは異なる特長をチームにプラスすることになるが、ハキミに続く大ヒット新戦力となれるのか。攻守両面での貢献に期待だ。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/