グリーズマンもコウチーニョも不要だった? バルセロナが見るべきは“守備”だ

バイエルン相手に8失点したバルセロナ photo/Getty Images

守備の整備が欧州制覇へのカギ

バルセロナがもう1度チャンピオンズリーグを制覇するためには何が必要なのだろうか。

バルセロナはインテルFWラウタロ・マルティネスなど以前から大物獲得案が浮上していたが、手をつけるべきは攻撃陣より守備陣だろう。

14日にはチャンピオンズリーグ準々決勝でバイエルンと対戦したが、結果は大量8失点の完敗。守備に問題があるのは明らかだ。
ジェラール・ピケの後継者的存在は未だに見つからず、長年中盤を引き締めてきたMFセルヒオ・ブスケッツのパフォーマンスも怪しい。ワールドクラスの守備職人と呼べる存在は今のバルセロナに見当たらない。

近年のバルセロナは、ネイマールが退団してから積極的に前線の補強をおこなってきた。

しかし『90min』は、フィリペ・コウチーニョもFWアントワーヌ・グリーズマンも必要なかったと切り捨てている。攻撃陣の補強より、守備の補強を優先すべきだったとの考えなのだ。

MSNのような圧倒的な攻撃ユニットで相手を破壊するのが理想のスタイルだったかもしれないが、コウチーニョもウスマン・デンベレも、グリーズマンも今のところはハズレだ。

チーム全体で世代交代も進まず、バルセロナは想像した以上に大きな問題を抱えていると言っていい。

一昨季はチャンピオンズリーグ準々決勝でローマに2ndレグで0-3の逆転負けを喫し、昨季は準決勝2ndレグでリヴァプールに0-4の大逆転負け。

そして今季は準々決勝でバイエルンに8失点の大敗と、守備が大きく崩れている。

攻守のバランスを含め戦い方を大きく見直していく必要がありそうだが、クラブはどう問題を修正していくのだろうか。

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