バイエルンMFチアゴ・アルカンタラには今夏の退団説が浮上しており、バイエルンは中盤のテクニシャンを失うことになるかもしれない。
しかし、心強い後輩もいる。ブンデスリーガ公式は、昨夏にボルシアMGからバイエルンに加わった20歳のMFミケール・キュイザンスがチアゴの後継者になれるのではと期待をかけているのだ。
バイエルンにはジョシュア・キミッヒ、レオン・ゴレツカもいるため、キュイザンスが出番を得るのは簡単ではない。今季もリーグ戦の出番は9試合のみだった。
それでも同サイトはキュイザンスのポテンシャルを高く評価しており、ワールドクラスのMFになる可能性があるとまで称えている。
大切なのはここからの成長だ。キュイザンスは出番こそ少ないものの、ワールドクラスの選手たちから学べるバイエルンへの移籍は正解だったと口にしている。チアゴとのトレーニングでも刺激を受けたようで、質の高いチームメイトから学ぶことで大きく飛躍するかもしれない。
「チアゴは怪物だよ。トレーニングでは彼の隣を選んでいて、世界最高のMFの1人から学びたかったんだ。彼は僕を大いに助けてくれるし、良い人だ。彼はトップにいて、僕はまだ下だけどね」
「バイエルン移籍はキャリアの中でもベストな選択の1つだった。ここに長く留まり、世界最高の選手たちから学べるんだ。良くなるばかりだよ」
本格的な戦力となるのはもう少し先のことになるかもしれないが、キュイザンスがチアゴの後継者へと育てば心強い。チアゴとは9歳離れているが、中盤でも世代交代は起きるか。
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