“勝負強い男”ロナウド、プロ18年間で初めて味わった屈辱

優勝カップを横目に銀メダルを受け取るロナウド。肩を落とす姿が見て取れる photo/Getty Images

連続で決勝を落とす

ユヴェントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、自身のクラブキャリアで初めての屈辱を味わうこととなった。

17日に行われたコッパ・イタリアの決勝で、ユヴェントスはナポリと対戦した。試合は両チームともに一進一退の攻防を見せるも、最後までゴールネットを揺らすことができず、PK戦へ突入。4人目までナポリは全員成功したのに対し、ユヴェントスは2人が失敗した。この結果、ユヴェントスは2-4で敗れ、2年ぶりに王座を奪還することはできなかった。

決勝戦などの大舞台にめっぽう強く、“勝負強い男”として知られるロナウド。この試合でもフル出場を果たし、何度か惜しいシュートを放つ場面があったがゴールを奪うことができず、チームをタイトルへ導くことはできなかった。昨年12月に行われたラツィオとのスーペルコッパ・イタリアーナ(1-3で敗戦)に続いて、ロナウドはタイトルがかかった決勝で敗れることとなってしまったのだ。
データサイト『opta』によると、クラブキャリアにおいて、ロナウドが連続で決勝を落としたのは、プロ18年間で初めての出来事だという。同サイトも「珍しい出来事」と取り上げている。表彰式の際には、優勝カップを横目に肩を落とすロナウドの姿がカメラに収められていた。

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