マンチェスター・シティを離れてドルトムントで大ブレイクしたFWジェイドン・サンチョに続けと、2019年1月に同じくマンCを離れたのが20歳のFWブラヒム・ディアスだ。
マンCとしては未来の主力候補を失ったわけだが、ディアスが向かったのは銀河系軍団レアル・マドリード。マンC以上にスタメンへ割って入るのが難しい環境に思えるが、ディアスはレアルでのチャレンジを選んだ。
ただし、結果は事前に想像した通りだ。出番は増えず、今季も忘れられた存在となっている。スペイン『MARCA』も現状を嘆いているのだが、気になるのはディアスの今後のキャリアだ。
ディアスはレアルに加入してから563分間しかプレイしていないのだが、同メディアはチャンスを与えられるたびに良いパフォーマンスは見せていると評価する。だからこそ現状がもどかしい。
レアルではエデン・アザール、マルコ・アセンシオも復帰し、余計にディアスの立場は厳しいものとなる。カリム・ベンゼマ、ヴィニシウス・ジュニオール、ガレス・ベイル、ルーカス・バスケス、ロドリゴ・ゴエスらもいるため、同メディアはディアスがFWの中で実質8番手のような存在と伝えている。
8番手のディアスに出番が回ってくる機会はほとんどないと予想されるため、本来であればレンタル移籍などで経験を積みたい。ディアスにはリーガの複数クラブがレンタルでの獲得に興味を示していると伝えられているが、ディアスはレアル愛を貫く道を選んできた。
同メディアは今と同じことを続けるわけにはいかないとディアスの将来を気にかけているが、20歳の才能あるアタッカーの今後はどうなるのか。一刻も早くプレイタイムを確保できる環境へ向かうべきだろう。
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