長きにわたりユヴェントスを支えてきたイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニだが、過去に2度だけ退団に近づいたことがあったようだ。
現在35歳のキエッリーニは2005年にユヴェントスへ加入して以降、約15年間クラブへの一途な愛を貫き通してきた。同クラブでの通算出場数は「500」を超え、これまでチームに数々のタイトルをもたらしている。2018-19シーズンからはキャプテンも任されており、守備の要としてだけでなく、精神的支柱としても必要不可欠な存在となっているのだ。
そんなキエッリーニが、先日発売した自叙伝の中で自身のキャリアを回想。複数の伊メディアによると、次のような過去を明かしたという。
「私は2010年と2011年の2度、ユヴェントスを離れることに近づいた。たまたまそれに関して考えることになったんだ。1回目はレアル・マドリードへ、2回目はマンチェスター・シティへ移籍する可能性があった。スペインのクラブとは非常に近づいていたよ」
「僕の代理人もクラブのトップと話していたんだけど、モウリーニョがやってきて、彼はリカルド・カルバーリョの獲得を要求した。ユヴェントスは僕を留めることができて嬉しかっただろうね。そして、マロッタがやってきて、2回目はミラノでシティの首脳陣にあったんだけど、何も起こらなかったよ」
ただ結果的に、キエッリーニのユヴェントスへの残留は正解だったのかもしれない。イタリアの名門クラブで着実に力をつけ、前人未到のセリエA8連覇などに貢献し、今や欧州屈指のセンターバックとなっている。
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