“ブンデス・アメリカ勢”にユヴェントスも熱視線 狙うは20歳の新星FWだ

ブレーメンで頭角を現すサージェント photo/Getty Images

大迫の同僚FWに興味

ユヴェントスの前線にはクリスティアーノ・ロナウドやパウロ・ディバラ、ゴンサロ・イグアインといった欧州トップクラスの実力者が揃っているが、彼らはそこへさらに若手実力者を加えることとなるのだろうか。次の移籍市場にて、同クラブはドイツ・ブンデスリーガで暴れる20歳の獲得を狙うようだ。

その20歳とはブレーメンに所属するFWジョシュ・サージェント。近年のブンデスではチェルシーへステップアップを果たしたFWクリスティアン・プリシッチを筆頭に、若い世代のアメリカ人選手が影響力を拡大しているが、サージェントもその一人だ。すでにA代表デビューも飾っており、今季クラブでは日本代表FW大迫勇也とポジションを争いながら公式戦22試合に出場し3ゴール3アシストを記録している。まだ20歳ということを考えれば悪くない成績と言えるだろう。

そんなブレイク前夜の若手にユヴェントスが興味を示していると、ブレーメンの地元メディア『DEICH STUBE』が伝えている。同メディアによると、ビアンコネリは以前からこの20歳には関心を寄せていたようで、サージェントがブンデスで明確な結果を残し次第、獲得に動く準備ができているという。現時点で同選手の市場価値は670万ユーロ(約7億7000万円)程度とされており、安価で獲得できる可能性が高いのも魅力の一つとなっているようだ。
C・ロナウドが35歳、イグアインが32歳と攻撃陣の主力が高齢化してきたユヴェントス。ディバラも26歳を迎え若手と呼べる年齢ではなくなっただけに、彼らはフレッシュな力を欲しているか。ただ、現段階でサージェントを獲得するリスクは少し高いと言える。前述の通り、おそらく彼らが動き出すのはサージェントがブレーメンで実力を示してからだろう。

とはいえ、次の移籍市場で主力の大量流出が懸念される同クラブで、来季サージェントが本格ブレイクする可能性は決して低くない。現段階で獲得に動かないからといって、ユヴェントスはそう悠長に構えている暇もないか。ドイツで輝き出そうとしている若きストライカー。サージェントがアリアンツ・スタジアムのピッチでプレイする日はそう遠くないかもしれない。

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