レアルが育てられなかったマルセロの“後継者” イタリアで開花した攻撃性

ミランのテオ・エルナンデス photo/Getty Images

爆発的スピードと攻撃性は大きな魅力

今季のレアル・マドリードでは昨夏にリヨンから加わった左サイドバックのフェルランド・メンディが結果を残し、ベテランのマルセロに強烈なプレッシャーをかけることになった。

さらにセビージャにレンタル移籍しているセルヒオ・レギロンも伸びており、レアルの左サイドバックを巡る攻防は激しさを増している。マルセロも31歳となり、いよいよ世代交代の時が近づいているのだ。

しかし、もっと早い段階で世代交代を実現できたかもしれない。レアルが悔やむべきは、現在ミランで超攻撃型左サイドバックとして覚醒しているテオ・エルナンデスを活かせなかったことにある。テオを辛抱強く育てていれば、そのままマルセロの後継者になっていたかもしれない。

テオはアトレティコで育った選手だが、2017年にライバルのレアルへ移籍。禁断の移籍として注目を集めたが、マルセロの牙城を崩せぬまま昨年ミランへ移籍。そこで攻撃性と爆発的なスピードが開花し、評価が急上昇しているのだ。

スペイン『MARCA』によると、ミランOBのクリスティアン・ブロッキはレアルがテオの成長を我慢強く待てなかったと語る。ポテンシャルを考えれば、もう少し待つべきだったのかもしれない。

「彼は本当にアメイジングで強い選手だ。おそらくレアルは彼のベストを引き出せなかったんだ。彼は若い選手だし、あの年齢でミスをするのは普通のことだ。しかし、彼はそこから重要な選手へと成長している」

レアルのようなクラブでは何より結果が重視されるため、テオを辛抱強く育てていくのは難しかったのかもしれない。しかしスピードや攻撃力はメンディにも負けていないはずで、最もマルセロの後継者に近いタイプだった。レアルにも多少の後悔はあるだろう。

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