2500万ユーロでも冨安健洋は手放せません 日本人DFを巡って争奪戦は起こる

ボローニャの冨安 photo/Getty Images

価値は3〜4倍の世界へ

ベルギーで見つけた日本の宝石に800万ユーロを投じたのは大正解だった。

伊『Tutto Bologna』が称賛したのは、ボローニャが昨夏にベルギーのシント・トロイデンから獲得した日本代表DF冨安健洋のことだ。

欧州五大リーグ初挑戦にも関わらず、冨安はボローニャで圧巻のパフォーマンスを継続。その評価はどんどん上昇している。
同メディアによればイングランド・プレミアリーグのクラブも冨安に目をつけているようで、2500万ユーロの移籍金を準備しているクラブもあるという。しかし、ボローニャにも若き超万能DF冨安を手放す考えはない。

ボローニャ側は3000万ユーロ未満のオファーには耳を貸さない考えで、来季も冨安が大きな戦力になると確信しているのだ。今季は右サイドバックで起用されることが多かったが、同メディアは今夏に新たな右サイドバックを獲得して冨安を本来のセンターバックで起用する案もあると伝えている。いずれにしても、冨安がボローニャ最終ラインの主役になる時は近い。

「シント・トロイデンへの800万ユーロの投資は完璧に成功した。今では日本のDFの価値はほぼ4倍になった」

同メディアはこう伝えているが、冨安は初のセリエAで評価を3〜4倍にまで上げることに成功したようだ。21歳という年齢を考えると、もう1年ボローニャでプレイを続けてからビッグクラブ移籍でも遅くない。世界のビッグクラブが日本人DFを巡って争奪戦を起こす未来が近づいている。

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