クラブ史上最高の“攻撃型DF”へ ミランで進化する男が狙える二桁得点

今季ミランで躍動しているT・エルナンデス photo/Getty Images

最大の障害はリーグ戦の中断

今季セリエAで後半戦に入ってから調子を取り戻しつつあるACミラン。その話題の中心となっているのは冬に加入したFWズラタン・イブラヒモビッチだ。彼がチームに加わってからミランは変わった。そんな声も各方面から聞こえてきており、ベテランFW獲得の効果は確実に表れている。

しかし、ミランで奮闘しているのはそのイブラヒモビッチだけでない。圧倒的な攻撃性能で左サイドを支配しているDFテオ・エルナンデスも気を吐いている。抜群のスピードでサイドを駆け上がり、時にはゴール前にまで顔を出す彼にミラン攻撃陣が助けられていることは間違いない。前所属のレアル・マドリードでは思うように活躍できなかったが、この22歳はイタリアで一皮剥けたと言っていい。

そんな完全にミランの主力に定着したT・エルナンデスは、この先クラブ史上最高の“攻撃型DF”となれるか。伊『Gazzetta dello Sport』が注目するのは彼の得点数だ。ここまで今季リーグ戦で5ゴールを挙げているT・エルナンデス。同メディアによると、これはDF登録の選手としてクラブ歴代2位タイの数字だという。トップに立っているのは1978-79シーズンに9ゴールを記録した元イタリア代表DFアルド・マルデラ。少し差は開いているが、今季絶好調のT・エルナンデスならば逆転は可能ではないかと『Gazzetta dello Sport』は睨んでいる。

そんな中で、記録更新の最大の障害となるのはリーグ戦の中断だ。現在は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、全ての試合を中断せざるを得ない状況に陥っているセリエA。ローマにおける短期集中開催プランの可能性も報じられているが、いまだに再開の目処は立っていない状況だ。このままシーズンが終了となることも大いに考えられるだろう。そうなればT・エルナンデスにとってはかなり悔しい事態だ。

とはいえ、今季の暴れっぷりを見る限り、T・エルナンデスには来季以降も二桁得点を狙える雰囲気が漂っている。これまでミランのDFが誰一人として破ることのできなかった“10ゴールの壁”。クラブ史上初めてその領域へ足を踏み入れるのはこの男かもしれない。

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