ルカクが感じたマンUとインテルの違い 「3週間に2,3回は……」

今季インテルに加入したルカク photo/Getty Images

まるで部活のような安心感?

今季イタリアでセリエAに初上陸を果たした“巨人FW”が暴れている。アントニオ・コンテ監督率いるインテルでゴールを量産しているベルギー代表FWロメル・ルカクだ。

その実力は確かなものを持っているのだが、昨季マンチェスター・ユナイテッドでは少々苦戦を強いられたルカク。だが今季加わったインテルで、このストライカーは再び絶対的な影響力を取り戻した。ここまでリーグ戦17ゴールという数字は称賛されて然るべきだろう。この“巨人FW”はセリエAで快進撃を披露するチームの原動力となっている。

そんなルカクが古巣マンUとインテルの違いについて語っている。まず移籍を決断した昨夏を振り返ったのち、インテルはチーム内の雰囲気が抜群に良いと彼は次のように話した。英『Manchester Evening News』が伝えている。
「サッカー選手としてのキャリアの中では、当然良くないシーズンも訪れる。ユナイテッドを退団することになった時は僕にとって難しい状況だったね。決断を迫られたんだ。だけど僕は試合に出ることのできるクラブへ行き、自分を望んでくれる人々に協力しなければと思ったのさ。オーレ(・グンナー・スールシャール)はチームに残ってほしいと言ってくれた。だけど、僕の気持ちはすでに固まっていたんだ。そして最終的に、彼は僕がインテルへ移籍することを後押ししてくれたのさ。とても感謝しているよ」

「インテルとユナイテッドはまずトレーニングが違うね。ここではみんながとても一生懸命トレーニングに励んでいるよ。アシュリー・ヤングにも聞いてみたらどうかな。その他にも多くの違いがあるよ。インテルにはチームの絆がある。3週間で2,3回はチームでディナーに行くんだ。みんな参加するね。時折1人か2人はそのディナー代を支払うなんて言ってきたりしてね。今でも続いているよ。チームの雰囲気は良好さ」

全力でトレーニングに励んだ後にチームメイトとディナー。日本で言えば、少し部活のような雰囲気なのだろうか。インテルの選手たちはとても良好な関係を築いているようだ。

ピッチ外でのコミュニケーションもサッカーには必要な要素。ルカクは同僚との仲を深めるほど、それに比例してパフォーマンスが向上する選手なのかもしれない。

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