今季セリエAに初上陸を果たした“巨人FW”が暴れている。アントニオ・コンテ監督率いるインテルでゴールを量産しているベルギー代表FWロメル・ルカクだ。
その実力は確かなものを持っているのだが、昨季マンチェスター・ユナイテッドでは少々苦戦を強いられたルカク。だが今季加わったインテルでこのストライカーは再び絶対的な影響力を取り戻した。ここまでリーグ戦17ゴールという数字は称賛されて然るべき数字だろう。この“巨人FW”はセリエAで現在首位に立つチームの原動力となっている。
そんなルカクの好調ぶりを表すデータがある。データサイト『WhoScored』によると、今季の同選手はシュート決定率で驚愕の数字を記録しているという。その数値はなんと25.0%。4本シュートを打てば1本はゴールとなっているというのだから驚きだ。巨体を武器にしたフィジカルバトルに注目が集まりがちなルカクだが、この男はチャンスをモノにする力も卓越している。
なお、この25.0%という数値は現時点でルカクのキャリアハイ。20%を超えたのは2016-17シーズンと2018-19シーズンの2回のみだ。今季のルカクは一味違うと言っていいだろう。
イタリア移籍で何かが変わりつつあるルカク。はたして、シーズンが終了する頃に彼のシュート決定率はどのような数字となっているだろうか。スクデット獲得に貢献し、今季をキャリア最高のシーズンとしたいところだ。
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