現在イングランド・プレミアリーグで最高のGKは誰かと問われれば、多くの人はリヴァプールに所属するアリソン・ベッカーの名を挙げることだろう。今季序盤戦こそ負傷離脱を強いられたが復帰後は抜群の安定感で無敗街道を突き進むチームを最後方から支えている。
そんな中、英『Squawka』がこの有能守護神の素晴らしいデータを紹介している。それはクリーンシート達成数と失点数の比較だ。アリソンはここまでプレミアでクリーンシートを8回達成しているのだが、失点数はその数字を下回る「6」。同選手の鉄壁ぶりが見て取れる。
では、その一方で“最悪"のGKは誰か。現時点でファンからその汚名を与えられてしまっているのは残念ながらチェルシーのケパ・アリサバラガだろう。先日は今季ここまでのリーグ戦で記録したセーブ率がプレミア最下位という衝撃的なデータが明らかとなってしまった。
そんな経緯もあり、『Squawka』はファンが気になると思ったのか追加でケパの数字も公開しているのだが、これがかなりひどい。クリーンシート数はわずか「2」、失点数はなんと「32」にまで膨れ上がっている。アリソンの数字を見てしまったこともあるが、今季のケパがどれほど苦しんでいるかがわかるだろう。
さらにファンからの要望で、同メディアはマンチェスター・ユナイテッドに所属するダビド・デ・ヘアのデータも紹介。こちらも良い数字とは言えず、クリーンシートが4回で失点数は「29」。プレミアで活躍するスペイン代表GKは、ともに苦しいシーズンを過ごしていることが改めて示される結果となってしまった。
これにはファンもさすがに驚いた様子。データを見た人々の中には「プレミアのスペイン代表GKには欧州得点王を競わせるべき」といったジョークを放つ人も。チェルシーやマンUファンの人にとっては笑えない話だろう。
プレミアで苦しむ2人のスペイン代表GK。はたして彼らは今後この汚名を返上することができるのだろうか。スーパーセーブ連発で人々を見返したいところだ。
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