55秒で分かる“Newジダン”の才能 16歳のとんでもないテクニシャンは本物か[映像アリ]

リヨンのチェルキ photo/Getty Images

ナント戦で圧巻パフォーマンス

ジネディーヌ・ジダン2世と呼ばれる選手はこれまでにも数名いたが、今回のタレントは本物かもしれない。

2020年に入ってからフランスサッカー界を大いに盛り上げ、Newジダンなんて呼び名もあるのがリヨンの16歳MFライアン・チェルキだ。

以前からチェルキは天才肌の選手と知られていたが、今月4日に行われたクープ・ドゥ・フランス1回戦のブール・ガン・ブレス戦にてトップチーム初得点を記録。
スペイン『MARCA』もNewジダンとチェルキを紹介しているが、16歳と140日で得点を決めたチェルキはリヨンの最年少得点記録を塗り替えることになった。

勢いは止まらない。18日にはクープ・ドゥ・フランス2回戦でナントと対戦し、そこでチェルキは2得点2アシストを記録したのだ。しかも1点目は試合開始から55秒で決めたものとなっており、55秒見ただけでチェルキが特別な才能を持つ選手だと分かる。

味方の横パスを受けたチェルキはあっさりとGKをかわし、ゴールのカバーに入った相手DFの逆を突く技ありのプレイでネットを揺らしている。2つのアシストも高いサッカーセンスを感じさせるものとなっており、フランスのカーンなどでプレイしたエマニュエル・イモルも「私のプロ生活11年よりチェルキの70分間の方が優れていた」と大絶賛している。

今後スムーズに伸びるかは分からないが、現時点での技術はとんでもない領域にある。ドリブルで相手をかわすことも得意としており、Newジダンが本格ブレイクを果たす日もそう遠くはないはずだ。

・チェルキの2得点&2アシスト



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