そんなシュキュルがドイツ『WELT AM SONNTAG』のインタビューで次のようなコメントを残した。
「私には何も残っていない。エルドアンが全てを奪い取った。自由に対する権利や表現の自由、働く権利とかね。あのクーデターにおいて、私の役割がなんだったのかを説明できないのにだ。私は違法なこと一度たりともしたことはない。裏切り者でも、出ろリストでもないからね。あの政府にとって私は敵かもしれないが、国やトルコ国民の敵ではないよ。私は国が大好きだからね」
「エルドアンと別れた後、私は脅迫を受け始めた。妻の店が攻撃され、子供たちが嫌がらせを受け、父が刑務所に入れられ、私の資産は全て没収されてしまったんだ。だから、私はアメリカへ移った。最初はカリフォルニアで影を経営していたんだが、そこにも変な人たちがやってきたりしたよ。そのため、今はUberの配達員をしたり、本を売ったりして生活している」
母国を追われ、アメリカの地で過ごす苦しい現状を告白したシュキュル。いつに日か愛する母国へ帰れる日は来るのだろうか。
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