“神”イブラヒモビッチには年齢なんて関係ない「心はまだ……」

復帰を初ゴールを記録したイブラヒモビッチ photo/Getty Images

本調子はまだまだも早速復帰後初ゴール

ACミランは11日、セリエA第19節で今季好調なカリアリと対戦した。前半をスコアレスで折り返したミランだが、後半に2点を奪い、2-0でカリアリを撃破。4試合ぶりの白星を手にし、暫定ではあるものの8位まで順位を押し上げている。

そして、今冬の移籍市場でミラン復帰を果たした元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、カリアリ戦で早速魅せた。古巣復帰後2試合目にして、初めてスタメンに名を連ねると、1点リードして迎えた64分にテオ・エルナンデスの折り返しを合わせ、勝利を手繰り寄せる2点目のゴールをゲット。ミランのユニフォームを身に纏い、2012年5月12日以来、7年半ぶりにゴールネットを揺らしたのだ。

なお、データサイト『opta』によると、イブラヒモビッチの38歳100日でのセリエAゴールは、コスタクルタ(41歳25日)、マルディーニ(39歳277日)、インザーギ(38歳277日)、リードホルム(38歳120日)に次いで、ミラン史上5番目の年長者によるゴールだという。
試合後、伊『sky sport』のインタビューに応じたイブラヒモビッチは、得点シーンを「ボールが入ってくることもあれば、入ってこないこともある。ただ、ストライカーはあそこにいることが重要なんだ」と振り返りつつ「とても気分はいいよ。立ち上がりはいくつかミスもあったけどね。コンディションを整えるにはもう少し試合が必要かな」とコメント。実戦から離れていたこともあり、まだまだ本調子ではないようだ。

ただ「ここではなくサン・シーロであれば、神のように祝福されていただろう。これまで得点するたびに神のように祝福されてきたし、そうやってオレは生きていると感じてきた。監督は年齢を考慮して休息が必要かと確認してきたが、問題ない。オレの心はまだ研ぎ澄まされており、身体もそれに従っていくだけだ」と話している。

はたして、イブラヒモビッチはミランにかつての輝きを取り戻させることができるのか。今後の活躍にも注目が集まる。

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