身体能力抜群の2人が築く“赤い壁 ” プレミア最強のセンターバックコンビへ 

リヴァプールのファン・ダイクとゴメス photo/Getty Images

6試合連続でクリーンシート

フィルジル・ファン・ダイクにとってベストな相棒は誰なのか。これはリヴァプールでも議論されてきたものだが、その答えは少しずつ見えてきているのかもしれない。

全てにおいてパーフェクトというわけではないが、英『sky SPORT』が「プレミアリーグ最高のディフェンス・コンビか?」と称えたのはファン・ダイクと若いジョー・ゴメスのコンビだ。

ゴメスも粗削りな部分はあるが、クリーンシートが増えているのは信頼すべきデータとなる。今季ゴメスは先発の機会がなかなか増えなかったが、昨年12月7日のボーンマス戦からは6試合連続で先発。その6試合とも無失点で切り抜けているのだ。
今季のリヴァプールは失点が続く時期があったため、後半戦へクリーンシートが増えてきたのは大きい。ゴメスは身体能力を活かして広範囲をカバーすることができ、若気の至りも感じさせるアグレッシブなゴメスをディフェンスリーダーのファン・ダイクが冷静にサポートする形が合っているのかもしれない。

もちろんこのコンビをプレミア史上最強と呼ぶのは難しい。SNS上でもチェルシーでのジョン・テリー&リカルド・カルバーリョ、マンチェスター・ユナイテッドでのリオ・ファーディナンド&ネマニャ・ビディッチの方が上との意見も出ている。

しかし、ゴメスとファン・ダイクのコンビが彼らレジェンドに並ぶ日が来ないと決めつけることはできない。このままコンビを継続すれば、プレミアの歴史に残ることになる可能性だってある。

昨季はゴメスが負傷離脱した期間があったため、このコンビが固まらなかったところがある。今季は怪我を無くし、ファン・ダイクとのコンビを継続したいところ。次節はマンUとの戦いが予定されており、こちらもクリーンシートで乗り切りたい。

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