アーセナルはDF補強へこの“5人”を見よ レアルの万能戦士ら実力派DFたち

レアルのナチョ photo/Getty Images

英メディアがオススメする5人

ミケル・アルテタ就任以降のアーセナルにはポジティブな空気も漂っているが、やはり最終ラインには不安がある。センターバックのクオリティには疑問があり、トップ4入りを狙っていくためにはワールドクラスのセンターバックが必要だ。

そこで英『90min』は、今冬にも狙うべきセンターバックを5名リストアップ。アーセナルにセンターバックの補強を求めている。

1.ダヨ・ウパメカノ(ライプツィヒ)

昨夏もウパメカノはアーセナルの獲得リストに挙がっていたと言われており、若手DFの中でもトップクラスの評価を得る。身体能力も高く、ボールを自ら持ち運ぶこともできる。同メディアはアルテタが注目すべきタイプのセンターバックと伝えており、21歳という年齢を考えても魅力的なターゲットだ。

2.ネイサン・アケ(ボーンマス)



プレミアリーグの経験を重要視するならば、ワトフォードやボーンマスでプレイしてきたアケも理想的だ。貴重なレフティーのセンターバックでもあり、サイドバックもこなすアケは攻撃の組み立てでも貢献できるはずだ。ただしアケに関しては古巣チェルシーが4000万ポンドでの買い戻し条項を有しており、簡単に獲得できるターゲットというわけではない。

3.メリフ・デミラル(ユヴェントス)



デミラルは昨夏にユヴェントスへ加入した21歳のセンターバックだが、ユヴェントスは同じく注目の若手DFマタイス・デ・リフトも獲得していた。前半戦は主にデ・リフトとレオナルド・ボヌッチがセンターバックのコンビを組んでおり、デミラルはあくまでバックアッパーだった。

それでもユヴェントスはデミラルのポテンシャルを評価しているようで、同メディアも欧州のエリートDFになる可能性もあると称える。獲得へのハードルは高いが、仮にアーセナルが獲得できるならばこれ以上ない戦力となるだろう。

4.ナチョ・フェルナンデス(レアル・マドリード)



アケやデミラル、ウパメカノとは立場が異なり、ナチョはレアルで指揮官ジネディーヌ・ジダンの構想に入りきれていない。先に紹介された3人とは違って29歳と若くないが、センターバックとサイドバックの両方をこなすナチョの堅実な守備には定評がある。同メディアもレアルがナチョと別れるかもしれないと伝えており、獲得のチャンスはあるとの考えだ。

5.ジェローム・ボアテング(バイエルン)



ボアテング獲得の可能性はここ最近も話題になっており、バイエルンとドイツ代表で積んできた豊富な経験は大きな強みだ。ただし、近年アーセナルが獲得してきたベテラン選手は思うような活躍ができていない。

GKペトル・チェフ、DFステファン・シヒトシュタイナー、ダビド・ルイスらは経験こそ豊富だが、ややキャリアの下り坂に突入していた感は否めない。ボアテングも2018年あたりからパフォーマンスが疑問視されており、スピード感あるプレミアのフットボールについていけるかは不安だ。

今回のリストの中では最も安価で獲得できそうだが、ここは慎重に考えるべきか。


来季からはサンテティエンヌの18歳DFウィリアン・サリバが加わる予定となっているが、やはりビッグネームが1枚は欲しい。今冬、あるいは今季終了後にはセンターバックを補強したいところで、守備の改善なくしてトップ4入りはあり得ないだろう。

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