レアルでピンチな“5人”の実力者 レフティーMFも4番手DFも勝負の1年だ

レアルのハメス photo/Getty Images

2019年は不本意な結果に

レアル・マドリードは競争が激しいクラブであり、生き残るためには結果を出し続けるしかない。2019年に満足な結果を残せなかった者は、2020年こそ指揮官ジネディーヌ・ジダンに強烈なアピールをしていかなければならない。

スペイン『as』は、2020年に挽回すべき選手たちが数名いると紹介している。例えば昨夏バイエルンへのレンタル移籍から戻ってきたMFハメス・ロドリゲスだ。

今季はマルコ・アセンシオが長期離脱したこともあり、ハメスは貴重なレフティープレイヤーの1人だ。しかし怪我による欠場が続き、今季前半戦は十分なアピールができなかった。2020年こそは結果が必要だ。
バイエルンではまずまずのパフォーマンスを見せていたのだが、同メディアは前半戦の戦いを失望と切り捨てている。若いロドリゴ・ゴエスが伸びていることもあり、早急に結果を出さなければ立場が危ない。

同じレフティーでは、FWガレス・ベイルも同じだ。クリスティアーノ・ロナウドの退団以降カリム・ベンゼマは奮闘しているが、ベイルの方は思うように得点数を稼げていない。2020年の間にレアルを離れる可能性もあるが、そうなった場合もベイルがどこへ向かうかは非常に興味深い。EURO2020を含め何かと注目を集める1年になるのは間違いない。

3人目はFWルカ・ヨビッチだ。昨夏フランクフルトから加入したヨビッチはベンゼマの後継者候補と期待されていたのだが、ここまでは423分間のプレイタイムで1点しか奪えていない。完全に期待はずれとなっており、2020年に何とか挽回したい。

4人目と5人目はDFから、アルバロ・オドリオソラとナチョ・フェルナンデスだ。サイドバックのオドリオソラは明らかにジダンの信頼を失っており、現在はドルトムントにレンタル移籍しているアクラフ・ハキミが好パフォーマンスを継続している。ダニエル・カルバハルの後継者に近いのはハキミの方で、オドリオソラはピンチと言えよう。

ナチョはユーティリティDFとしてジダンに信頼されてきたが、昨夏にはFCポルトからエデル・ミリトンが加入。センターバックでは4番手に序列が下がったと考えられている。サイドバックの仕事もこなせるのは貴重だが、2020年も生き残れるのか。

イスコのように前半戦で復活を遂げた者もいるが、同メディアが注目する5人はどんな2020年を過ごすのか。生き残りをかけたサバイバルも楽しみなポイントの1つだ。

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