今度の狙いはリールの“三銃士” レアルのヤングスター発掘はまだ続く 

リールのスマレ photo/Getty Images

若手育成をヒットさせるリールに照準

マルティン・ウーデゴー、アクラフ・ハキミ、そして久保建英と、近年のレアル・マドリードはヤングスター発掘に力を入れている。その動きは今後も続く予定で、将来性豊かな若手獲りへ積極的な姿勢を見せてくるだろう。

スペイン『MARCA』によると、現在レアルが目をつけているのがフランス・リールのヤングスター3人だ。

1人は昨夏にベルギーのシャルルロワからリールへ移籍した21歳のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘン。今季も全てのコンペティションを合わせて13得点を記録しており、複数のクラブが注目している。レアルがカリム・ベンゼマの後継者、あるいはバックアッパーを探すならば興味深いターゲットと言えよう。
2人目はトロワ、ディナモ・ザグレブへのレンタル移籍を経てリールへ戻ってきた22歳のブラジル人DFガブリエウ・マガリャンイスだ。190cmのサイズを誇るセンターバックのマガリャンイスは欧州のスタイルへの適応に時間がかかったが、今季は全23試合に出場。ユヴェントスも目をつけているという。

最後の3人目は、こちらも人気が高い20歳のMFブバカリ・スマレだ。188cmの大型フランス人MFということもあり、ポール・ポグバと比較されることもある。

スマレはポグバよりも守備面で貢献できる選手で、同メディアは手薄なカゼミロのバックアッパー候補と捉えているようだ。中盤の潰し屋はレアルの中でも層が薄いエリアで、スマレは魅力的な逸材と言える。

リールは最近もFWニコラ・ペペがアーセナルへ、FWラファエル・レオンがミランへ移籍するなど、若手育成で結果を出しているクラブだ。レアルにとっては絶好のターゲットで、このリール三銃士確保へ本腰を入れても不思議はないだろう。

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