特定スコアラーに依存せず 2010年代「最も得点者の名前が多かった」クラブは

この10年間で特定のスコアラーに頼りすぎない戦いぶりを披露したジェノア photo/Getty Images

1位は10年間で“98名”が得点

おそらく、強いチームほど有能なストライカーがいるために得点数が一部の選手に偏るのではないだろうか。近年ではバルセロナのリオネル・メッシとルイス・スアレスがチーム得点数の大半を稼いでいることが話題に上がることもある。彼らが有能なストライカーであることは間違いないが、“依存”という形になりつつあることもまた事実だ。

では、この10年間で最も特定の選手に依存していなかった欧州5大リーグのクラブはどこか。特定の選手に依存しない、最もリスクを分散できていると言い換えてもいいだろう。要するに、得点を挙げた選手の名前が最も多いクラブだ。得点者の種類が多ければ、トップスコアラーが何らかの理由で離脱したとしても、得点力が顕著に落ちることはほぼないだろう。伊『Gazzetta dello Sport』によると、そのクラブはイタリアにある。

それはジェノアだ。少し地味な存在かもしれないが、彼らは10年間で記録した得点者の数は実に98名。1年あたり10名近くの得点者を輩出している計算だ。毎年フィールドプレイヤー全員がゴールを決めているペースと言えばわかりやすいかもしれない。どこからでもゴールを決められるチーム。2010年代のジェノアはそんなチームだったか。

なお、2位には同じイタリアのフィオレンティーナが続いている。得点者数は86名。12名もの差がついており、いかにジェノアが圧倒的だったかが見て取れる。3位はセビージャの85名、4位はACミランの83名、5位はスタッド・レンヌの80名だった。

少し面白いデータが明らかとなった今回のランキング。次の10年、ジェノアはどのような道を歩むのだろうか。もしかすると彼らはエースを頼るだけでない、新たなスタイルを確立するかもしれない。

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