伊の新怪物FW候補の覚醒、守備の改善 アンチェロッティに問われる“育成力”

エヴァートンの指揮官に就任したアンチェロッティ photo/Getty Images

解決すべき課題とは

カルロ・アンチェロッティが指揮官に就任したエヴァートンは初陣となる26日のバーンリー戦に1-0で勝利したが、アンチェロッティが将来的な目標に掲げたチャンピオンズリーグ出場権獲得までには数多くの課題がある。

英『90min』はアンチェロッティが解決すべきことを複数リストアップしているのだが、まず最初の課題は守備の改善だ。

エヴァートンは19試合を戦った段階で29失点と守備が崩壊しており、まずはここを解決しなければならない。マイケル・キーン、ジェリー・ミナなど資金を投じてセンターバックを強化してきただけに、失点はもう少し減らしたい。
次なる課題は、前線の柱となるはずだった若きFWモイーズ・キーンをフィットさせることだ。今夏ユヴェントスから加わった際にはロメル・ルカクの後継者などと言われて期待されていたのだが、未だにプレミアリーグで得点を決めることができていない。キーンをチームにフィットさせ、得点量産モードへと変えていく必要がある。

キーンだけではない。同メディアは他にも若手の成長がカギと主張している。

23歳のDFメイソン・ホルゲート、アンチェロッティ体制初陣のバーンリー戦で決勝点を記録した22歳のFWドミニク・キャルバート・ルーウィン、21歳MFトム・デイビスらを成長させることが欧州カップ戦出場権獲得への一歩となるはずだ。

エヴァートンはアンチェロッティの監督キャリアの中では珍しい中堅クラブだが、苦戦するチームをどう変えていくのか。アンチェロッティの「育成力」が問われる仕事となる。

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