現リヴァプール9番と“ほぼ互角” 南野拓実、今季CLのスタッツが凄かった

今季のCLで顔を合わせた南野とフィルミーノ photo/Getty Images 

攻守両面で好スタッツ

2015年よりRBザルツブルクでプレイしているFW南野拓実。今季も果敢なドリブルや正確なパスでザルツブルクの攻撃を牽引しており、10月2日のUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節では昨季の同大会覇者リヴァプールを相手に1得点1アシストと躍動。欧州最高峰の舞台でインパクトを残した同選手だが、現在リヴァプールと移籍交渉中であることがザルツブルクのクリストフ・フロイントSDより明かされた。

既に移籍交渉が最終局面に突入したと現地では報じられており、早くもリヴァプールでの起用法について様々な予想が飛び交っているが、スイスメディア『Bluewin』は南野がロベルト・フィルミーノ(現リヴァプール9番)のバックアッパーになり得ると指摘。最前線に張り付くだけでなく、適宜トップ下や相手最終ラインと中盤の間へ下りてチャンスメイクを担える点や、守備への貢献度も高いことがフィルミーノと似ていると同メディアは分析している。

リヴァプールへの移籍が実現した場合、現在フィルミーノが務めている[4-3-3]の布陣のセンターFWで起用される可能性がある南野だが、今季のUEFAチャンピオンズリーグでのスタッツを見る限り、同クラブで遜色なくプレイできるだけのポテンシャルを秘めていると言えるだろう。
英『Whoscored.com』によると、南野とフィルミーノは今季のCLグループステージ全6試合に出場し、両者ともに3アシストを記録。また、キーパス数(味方のシュートに繋がったパス)に目を移しても南野が計12本でフィルミーノが11本と互角であるほか、タックル成功数においても南野が7回でフィルミーノが10回と、大差はない。センターFWにモビリティの高い選手を起用する傾向が強く、且つこのポジションの選手に相手最終ラインへの強烈なプレッシングを求めるリヴァプールのユルゲン・クロップ監督にとって、南野は喉から手が出るほど欲しい逸材なのかもしれない。

今季のUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージにおける両者の詳細スタッツは以下の通り。なお、フィルミーノのスタッツは括弧内に併記した。

出場試合数:6試合(6試合)
総出場時間:510分(426分)
ゴール数:2得点(0得点)
キーパス数:12本(11本)
タックル成功数:7回(10回)
アシスト数:3(3)

※データは英『Whoscored.com』より


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