得点王FWを2人も獲ったのに…… “1-0勝利”を連発しているチームがあった

リーグ3位につけるセビージャ photo/Getty Images

なかなかFWが爆発せず

ここまでリーガ・エスパニョーラで挙げた9勝のうち、5勝が1-0の最少得点スコアというチームが存在する。

必死にバルセロナとレアル・マドリードに喰らいついている3位セビージャだ。セビージャは今夏よりフレン・ロペテギが指揮しており、ロペテギは攻撃的な戦いを好む人物だ。

ポゼッション率もリーグ4位、1試合平均シュート本数もリーグ3位と攻撃面の数字も印象的なのだが、なぜか得点が増えない。今季リーグ戦で3得点以上奪ったゲームはたったの1試合だけで、最少リードを守り抜きながら勝ち点を重ねてきたのだ。
スペイン『MARCA』は、ストライカー陣が十分な働きを見せていないと問題視している。今夏にはPSVからエールディヴィジ得点王のFWルーク・デ・ヨング、ザルツブルクからオーストリアリーグ2年連続得点王のFWモアネス・ダブール、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードで活躍してきたチチャリートことハビエル・エルナンデスを獲得するなど前線に手は加えてきたのだが、結果に繋がらない。

デ・ヨングもここまで僅か2得点に留まっており、リーグ戦でのチームNo.1スコアラーは5得点のルーカス・オカンポスだ。3位に入っているのだから問題ないと考えることもできるが、1-0くらいしか勝ちパターンがないのは寂しい。

最少リードを守り切って勝利を収めるのはディエゴ・シメオネ率いるアトレティコ・マドリードが得意としてきたものだが、今季はセビージャの得意技となっている。

このまま1-0の勝利パターンを続けるのか、それともストライカー陣が爆発するのか。サポーターは後者に期待していることだろう。

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