歳の差は23歳 サッスオーロの若き守護神、憧れジジとの対戦に大興奮

試合後にブッフォンをハグするトゥラーティ photo/Getty Images

ブッフォンがデビューした当時は生まれてもいなかった

サッスオーロに所属するイタリア人GKステファノ・トゥラーティが、憧れの選手との対戦に喜びを爆発させている。

1日に行われたセリエA第14節で、サッスオーロは王者ユヴェントスと対戦した。正守護神のアンドレア・コンシーリが負傷離脱したことで、U-19チームでプレイする18歳のトゥラーティがスタメンに抜擢。すると、このセリエAデビューを飾った若き守護神が魅せた。最終的に2つのゴールを許したものの、いく度となく好セーブを披露してチームに貴重な勝ち点「1」をもたらしたのだ。

『DAZN』のインタビューに応じたトゥラーティは「正直に言って、言葉が出ないよ。とても多くの感情が込み上げてきているからね。こんな結果になるなんて予想していなかった。普段味わえない感覚だし、僕にとって信じられない日になったよ」と明かしている。

そしてトゥラーティにとってこの試合で最も嬉しかったのが、長年イタリアのサッカーを献身してきた生ける伝説ジャンルイジ・ブッフォンとの対戦だったようだ。ブッフォンがプロデビューを飾った当時、まだ産まれてもいない。すでに同選手がセリエAで100試合以上に出場し、ユヴェントスへ移籍した2001年の9月にトゥラーティは誕生した。歳の差はなんと23歳だ。

「ジジ(ブッフォンの愛称)と対戦できて光栄だった。僕は子供のころから彼を見ていたからね。とても嬉しかったし、とても衝撃的だった。何を言っていいかもわからないよ。とりあえず、まずは今すぐにママに電話したいね」

ユヴェントスで素晴らしいセリエAデビューを飾ったトゥラーティの今後の活躍にも注目だ。もしかしたら、この試合をきっかけに今季大ブレイクを果たすかもしれない。

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