前線に若き“強力カルテット” スコールズ流の現マンUベストイレブンとは

スコールズ氏が考えるベストイレブンは photo/Getty Images

前線の4枚は非常に強力

オーレ・グンナー・スールシャールが指揮する現マンチェスター・ユナイテッドのベストイレブンを選ぶとするならば、どのような組み合わせとなるだろうか。今季は立ち上がりから少々不安定で、ベストイレブンがはっきりと定まっていないところがある。

英『BT Sport』にて自身が考える現ベストイレブンについて語ったのは、クラブOBポール・スコールズ氏だ。

同氏は今のマンUに合うシステムは[4-2-3-1]だとの考えを明かしており、まずGKには当然ながらダビド・デ・ヘアをチョイス。ここに異論はないだろう。注目は最終ラインからだ。
センターバック1番手はハリー・マグワイアとなっているが、スコールズ氏が相棒に指名したのは若いアクセル・トゥアンゼベだ。ヴィクトル・リンデロフ、マルコス・ロホよりもトゥアンゼベの方を評価しているようで、マグワイアの相棒には身体能力の優れたタイプのセンターバックを置くべきとの考えだ。ただし、まだトゥアンゼベも100%信頼できるDFとは言い切れない。センターバックはまだ補強が必要なポジションなのかもしれない。

中盤はすっかり中心人物となっているスコット・マクトミネイと負傷離脱が続くポール・ポグバのダブルボランチを選択。「我々は今季マクトミネイがどれほど優れた選手かを目にしているし、批判を受けるポグバもまだクオリティがある」との評価だ。

そしてスコールズ氏が最も興奮するエリアと語ったのが前線だ。スコールズ氏は右サイドにメイソン・グリーンウッド、左サイドにダニエル・ジェイムズ、トップ下の位置にマーカス・ラッシュフォード、最前線にアントニー・マルシャルをチョイスしている。トップ下にラッシュフォードを置いているところがスコールズ流ということなのだろう。

「ラッシュフォードを10番の位置に置いたのは、パルチザン戦でマルシャルと上手く連携していたからだ。ただ、能力がある10番がいればラッシュフォードを左に置くだろうがね。グリーンウッドは9番の位置でもプレイできるが、今はカットインからの左足があるから右サイドに置くよ。ジェイムズはみんなが考えていた以上に良い選手だ。彼は左サイドで上手くやると思う」

前線はなかなか興味深い構成となっているが、これが現マンUのベストイレブンなのだろうか。

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