ドルトムント、インテル、スラヴィア・プラハと同居する死のチャンピオンズリーグ・グループFに入ったバルセロナは、ここまで2勝1分の成績で首位に立っている。悪くないグループステージの折り返しのはずなのだが、どこかスッキリしない。
スペイン『MARCA』は多くの疑問が残る戦いと取り上げているが、内容が問題なのだ。
スコアレスドローで終えた第1節のドルトムント戦では相手に圧倒されてしまい、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンがいなければスコアレスで終わることはできなかったはずだ。
第2節のインテル戦も勝利は収めたが、前半2分にあっさりラウタロ・マルティネスにゴールを許す苦しいスタートを切ってしまった。第3節のスラヴィア・プラハ戦は格下相手に快勝といきたいところだったが、オウンゴールが決勝点となるギリギリの戦いとなってしまった。
同メディアは中盤をコントロールできていないこと、得点を思うように奪えていないこと、リーダーシップが不足していること、そして相手に走り負けていることを問題点に挙げている。
初戦のドルトムント戦では相手の方が3km多く走っており、インテルは8kmも多くバルセロナより走っている。スラヴィア・プラハの数字はもっと凄いことになっており、何とスラヴィア・プラハの方が15kmも多く走っている。
ポゼッション率で圧倒したということもなく、スラヴィア・プラハ戦のポゼッション率は54%に留まっている。バルセロナは100kmしか走っていないが、フィジカル部分を同メディアは問題視している。
どこかスッキリしない中で首位を守っているが、グループステージ後半戦はどんな展開となるのか。ドルトムントとインテルとの再戦は楽なものとはならないはずで、首位を守っているからといって安心することはできない。
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