スアレスよりも多かった バルサ、CLでメッシに次ぐ“No.2”の得点源とは

得点喜ぶバルセロナの選手たち photo/Getty Images

2017-18シーズン以降の数字を見ると……

バルセロナ最大の得点源はFWリオネル・メッシだが、実はチャンピオンズリーグではもう1つ大きな武器がある。本来は武器と表現すべきものではないが、なぜかバルセロナはチャンピオンズリーグの舞台で相手のオウンゴールを誘発するケースが非常に目立つのだ。

23日にはチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節でスラヴィア・プラハと対戦したが、このゲームでもバルセロナの決勝点は相手のオウンゴールだった。ルイス・スアレスの上げたクロスがピーター・オラインカの胸に当たってゴールに入ることとなり、オウンゴールと判定されている。

エルネスト・バルベルデ体制がスタートした2017-18シーズン以降、バルセロナはチャンピオンズリーグの舞台でオウンゴールから7点もゲットしている。スペイン『MARCA』によると、この数字は19得点を挙げているメッシに次ぐものとなっており、チャンピオンズリーグではバルセロナにとって2番目の得点源となっているのだ。
例えば昨季は準々決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦1stレグで相手のDFルーク・ショーのオウンゴールが決勝点となった。一昨季の準々決勝・ローマ戦1stレグではコスタス・マノラス、ダニエレ・デ・ロッシの2人がオウンゴールをする珍しいケースも起きている。

オウンゴールに次いで多くの得点を決めているのはFWルイス・スアレスとウスマン・デンベレで4得点だ。スアレスの数字が伸びてこないのが残念なところで、昨季もチャンピオンズリーグでは1得点しか挙げることができなかった。メッシ依存、さらにはオウンゴールに助けられる展開が続いている。

今大会を制するにはメッシの負担を軽減する第2のスコアラーが出てくる必要がありそうだが、それはスアレス、デンベレ、アントワーヌ・グリーズマン、はたまた16歳のアンス・ファティなのか。誰かがメッシと揃って得点を量産しなければならない。

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