リヴァプールの両ウイングにはモハメド・サラー、サディオ・マネという世界屈指のストライカーが鎮座している。昨季プレミアリーグで得点王を獲得した両選手の破壊力は抜群。しかし、彼らをサポートする縁の下の力持ちも忘れてはいけない。センターフォワードのロベルト・フィルミーノだ。
フィルミーノは9番の選手でありながら、本職以外の動きにも秀でた選手だ。もちろん得点能力も高いが、中盤まで降りて味方のビルドアップを助ける動きも秀逸。彼がいるからこそ、サラーとマネは得点を量産できると言っても過言ではないだろう。そんなフィルミーノが現地時間23日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節ヘンク戦で見せた“超絶プレイ”が現地で話題を呼んでいる。
それは25分のことだった。右サイドバックのジェイムズ・ミルナーから最前線に供給されたパスをマネがワンタッチで近くにいたフィルミーノに預けると、この男は美しいラボーナでゴール前へスルーパスを供給。結果的にパスを受け取ったマネのシュートは相手GKにセーブされてしまったが、フィルミーノの意表を突くパスがビッグチャンスを演出したのだ。
これには英『DAILY STAR』も度肝を抜かれたようで、「フィルミーノが史上最高のアシスト未遂をした」と驚きを隠せない様子。今季プレミアリーグ第5節のニューカッスル戦で見せたサラーへのオシャレなアシストといい、この男のパスセンスは日に日に進化している。
マジカルなパスで相手を翻弄するフィルミーノ。ゴールゲッターとしてだけではなく、天才パサーとしてもリヴァプールの9番には今後も注目だ。
参照元:Twitter
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