トッテナムの攻撃の出来はこの男次第と言ったところか。今季なかなか調子の上がってこない同クラブだが、アジア人FWの評価は依然高いままだ。
その男とは韓国代表FWソン・フンミン。2015年夏にレヴァークーゼンから加入して以降、同選手は徐々にチーム内での序列を上げ今ではトッテナムの攻撃陣に欠かせない存在となった。今季はここまで公式戦11試合に出場し5ゴール3アシスト。現地時間22日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節レッドスター・ベオグラード戦でも2ゴールを挙げ、不調にあえぐトッテナムの中にあリながらも一定のパフォーマンスを披露している。
そんなソン・フンミンは今やチーム内で最重要とも言える存在になっていると、クラブOBのジェイソン・カンディ氏は主張する。同氏はこの韓国人アタッカーがいるかいないかでは、トッテナムの攻撃の質が見違えるほどに変わると英『talkSPORT』に対して次のように語った。
「彼は名もなきヒーローだ。スパーズのファンはそうは思わないかもしれないけどね。おそらく、ソンは最も過小評価されている選手だと私は思うよ。彼のパフォーマンスについて人々が話すことはほとんどないからね。ソンがピッチにいる時、スパーズはより良いチームになる。彼は信じられないほど機敏で、ゴール前ではとても落ち着いている。トップに上り詰めるために必要なことは、もうほとんどないんじゃないかな」
韓国のエースはもはや世界最高レベルの選手となっているのか。今季の苦しいトッテナムを救うのはこのアジア人FWかもしれない。
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