C・ロナウドに次ぐCL史上“No.2”のストライカー ゴールマシーン止まらない

バイエルンのレヴァンドフスキ photo/Getty Images

ブンデス公式が絶賛

現時点でチャンピオンズリーグ史上最多得点記録の持ち主は127得点を挙げているユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウド、それに続くのが112得点のバルセロナFWリオネル・メッシ、71得点の元レアル・マドリードFWラウール・ゴンザレス、60得点のレアル・マドリードFWカリム・ベンゼマだ。

このランキングで近いうちに3位まで順位を上げてくるであろう男がいる。今季絶好調のバイエルンFWロベルト・レヴァンドフスキだ。レヴァンドフスキは22日に行われたオリンピアコス戦でも2得点を挙げる活躍を見せ、歴代5位となる58得点まで数字を伸ばしてきた。ベンゼマはまだ現役選手だが、今のペースならばレヴァンドフスキがあっさりと追い抜いてしまうだろう。

これを受けてブンデスリーガ公式は「チャンピオンズリーグ史上最高の9番は誰だ」と特集しているが、同サイトはレヴァンドフスキを2位に選んでいる。
1位はクリスティアーノ・ロナウドとなっているが、同サイトはメッシのことをストライカーとは見ていない。得点数ではレヴァンドフスキを大きく上回るが、今回の企画からは外れている。よってレヴァンドフスキがロナウドに次ぐ2位となっている。

ラウール、ベンゼマも優れたストライカーだが、得点ペースはレヴァンドフスキが上だ。レヴァンドフスキはチャンピオンズリーグ通算83試合で58得点を記録しており、1試合平均得点は0.7点。それに対してラウールは1試合平均0.5点、ベンゼマは0.53点となっている。

ロナウドは166試合で127得点を挙げており、1試合平均得点でもレヴァンドフスキを上回る0.77点を記録している。ロナウドがチャンピオンズリーグ史上最高のストライカーなのは間違いないだろう。とはいえレヴァンドフスキもNo.2にふさわしい実力者と言える。

ラウールの記録までは残り13点となっているため、今季のうちに追いつくのは難しいかもしれない。しかし、レヴァンドフスキは31歳を迎えても全く衰えの気配が見えない。恐らくは来季も似たようなペースで得点を決めてくるはずで、来季途中にはラウールを抜いて大会得点記録3位まで順位を上げてくるだろう。ベンゼマも黙っているつもりはないだろうが、今のレヴァンドフスキのペースは異常だ。ついていくのはかなり難しいはず。

今季レヴァンドフスキはここまでチャンピオンズリーグで5得点を挙げており、大会得点王も視界に入る。バイエルンが優勝を目指すにはレヴァンドフスキの爆発が絶対条件だが、今の彼を抑え込める最終ラインはほとんど存在しないだろう。

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