PSGのベルギー代表DFはなぜ英クラブの誘い断った 本人が語る残留の理由

今季はPSGでレギュラーポジションを掴んでいるムニエ photo/Getty Images

「興味があって交渉もしたんだけど……」

今夏盛んに移籍が噂されていたパリ・サンジェルマンに所属する右サイドバックのもとには、やはりプレミアリーグのクラブからのオファーが届いていたようだ。ベルギー代表DFトマ・ムニエが移籍市場での裏話を明かしている。

昨季、度重なる怪我や脳震盪の影響によりPSGでの出場機会獲得に苦労し、プレイタイムの増加を求めて移籍を希望していると報じられていたムニエ。そんな彼のもとにはエヴァートンから正式オファーが届いていたという。エヴァートンに移籍すれば安定した出場機会を得られたかもしれないムニエ。いったいなぜ、彼はこのオファーを拒否したのか。ベルギー『Het Laatste Nieuws』に対して、ムニエはその理由を次のように語っている。

「興味があって交渉もしたんだけど、最終的には移籍をしない決断を下したよ。合意には至らなかったんだ。僕の野望はPSGにとどまることだったからね。去りたくなかったのさ。PSGでのプレイは特別だ。欧州の舞台で勝てるチームの一員なんだからね。エヴァートンも良いクラブだ。もし契約していたら僕は多くの出場機会を得ることができていただろうね。でも、エヴァートンはヨーロッパのコンペティションに参加していない」
どうやら、ムニエは欧州の舞台でプレイできないエヴァートンへの移籍に魅力を感じなかったようだ。なかなかに勇気のいる決断だが、彼は今季ここまでチャンピオンズリーグ全試合にフル出場している。残留という選択は今のところ、正解だったと言えるか。

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